空き家を維持するには手間や管理費用が掛かるので、それなら解体しようと考えてもやはり解体費用が掛かります。まさに負の資産扱いになっている誰も住まない空き家ですが、再利用することで稼げる物件に変身させることも可能です。

日本には820万戸という数の空き家があると言われていますが、今後もこの数字は増え続けると言われています。周りを見れば誰も住んでいない家ばかり・・・という状態がいずれ訪れてしまわないように、上手に再利用して空き家を生き返らせることを検討してみましょう。

みんなどんなふうに空き家を再利用している?

もう古いし空き家なんて売れるわけがない、しかも人に貸せるような状態でもない、と諦めてしまってしませんか?

現在、地方でも都市部でも、空き家や空き店舗が収益物件へと変化しているのをご存知でしょうか。例えば商店街の空き家がおしゃれなカフェや宿泊施設に利用されたり、農村の民家がセカンドハウスとして人気を得たりと色々な活用が行われています。

・空き店舗の再利用方法

空き店舗だった古いスナックがおしゃれなパン屋さんに生まれ変わったり、賃貸マンションでずっと空き室だった部屋が学生のシェアハウスになったり、オフィスビルの空きテナントに屋台が並んで多くの人でにぎわいを見せたりと、各地で色々な空き家や空き店舗の再利用が進んでいます。

・古い民家に人が集まるように!

また、築45年の木造住宅などでも、毎年10万円以上の固定資産税を負担しなければならないのは家計を苦しめてしまいます。そこで1階を地元の人が集うカフェ、2階を外国人観光客が利用する宿泊施設にするといったことで再利用している人もいます。

古い家だからこそ下町の風情が残る街並みにぴったりで、日本の雰囲気を味わいたい外国人には魅力に感じるようです。

国や自治体の施策にも注目!

空き家問題を解消するために、国や自治体など色々な施策を取り始めている状態ですが、2017年4月には、空き家利活用のための新しい法律も成立されています。

空き家などの所有者が物件を登録し、高齢者や低所得者などに利用してもらうという仕組みによって、国や自治体から家賃を最大4万円、耐震改修の費用は最大200万円補助されるという制度です。

さらに住宅金融支援機構など、中古住宅購入後に省エネ性や耐震性、バリアフリー性などを高める工事を実施する時には従来よりも金利を大幅に下げるといったプランも開始されています。

今後もますます中古物件が利活用しやすい法整備がされていくことが期待されますので、空き家を所有している人などは検討してみてはいかがでしょうか。

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