現役世代の間は働き詰めだったけれど、退職後は時間に追われることもなくなるので、趣味や旅行などゆっくり楽しみながら老後を送りたいと、セカンドライフを夢見る人もいるかもしれません。

しかし、年金制度が不安定な今、20年や30年と長い老後の人生を充実して送るには、自助努力による準備も必要です。

世の中は生涯現役に変わっていく?

まずはリタイア後にどのような生活を送りたいのか、そのためにはいくら必要になるのかを考えて行きましょう。

公的年金制度はこのまま継続させることはできません。続けていればいずれ破綻することが目に見えているからです。破綻させないために年金支給開始年齢の引き上げが実施されましたが、生涯現役の仕組みに変えるしかないといえます。

もし本当に働き続けて行くことを前提にすれば、老後資金の備えはある程度抑えることができます。

マイホームは絶対に必要?

高利回りを得ることができる金融商品もありませんし、あったとしても高いリスクを抱えることになります。

また、将来のためにマイホーム購入を検討するのも悪くはありませんが、経済的な面からみれば賃貸のほうが有利です。なぜなら日本の人口は減少傾向にあり、住額需要が下がって価格が目減りすれば、仮にローンが払いきれなくなって売却を検討することになっても、大きな損失を抱える可能性があるからです。

マイホームを購入するなら世帯年収の3倍くらいに物件価格を抑えるようにし、将来金利が上昇した場合でも返済を続けられるようにしておくことが必要です。

地域で暮らす人との繋がりを大切に

定年を既に迎えている団塊の世代の高齢者たちには、ビジネスの最前線で培った知識を持った人材が多く存在します。

自分が生きる地域に向き合いながら、地域で生活する人と繋がることを意識することでコミュニティビジネスを始める人も少なくありません。

これまで働いていた会社という社会を離れ、新しく生きる場所を求めたとき、地域に出掛けて人と繋がることがセカンドライフの一歩と考えてみるとよいでしょう。

生涯現役の仕組みに本当に変わっていくとしたら、そこにセカンドライフを充実して過ごすことができるビジネスチャンスのヒントがあるかもしれません。

充実したセカンドライフを送るために

リタイア後に地方に移住し、自然が豊富な場所で農業を始めたり、ふるさと再生に活躍したりという人もいます。ただし一人で決めてしまわず、配偶者の意向も聞いた上で決めるようにしてください。配偶者に移住を強要することは、別居という事態に発展する可能性も出てきてしまいます。

充実したセカンドライフを送るために、無駄な出費は抑えることは大切です。しかし、お金に縛られるのではなく、好きなことも楽しみながら現役を貫くことで、充実した人生を過ごせるようになるでしょう。

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