核家族化が当たり前の日本では、誰でも実家が空き家になるなど、空き家所有者になる可能性があります。

もし実家に親が住んでいるけれど、親が亡くなった後は誰も住む予定がない場合、事前に実家をどうするか家族同士で話し合いなどが必要です。

しかし、家をめぐる問題は多岐に渡りますので、問題が生じて解決に至らないうちに相続が発生し、問題が複雑化してしまうこともあります。

そこで、このような空き家についての問題を誰かに相談したい時、応じてくれる窓口などを利用しましょう。

空き家になる前に相談したいなら

相続人が複数いて権利関係が複雑な場合、空き家を誰が相続して管理するのか、それとも処分するのかなど話し合いが進まず、相続人同士の意思決定が難しい場合もあります。

このような場合、空き家になってしまう前に、家をどのように引き継げばよいのか、誰が管理することになるのかなど、行政書士や司法書士、弁護士などの専門家に相談してみるとよいでしょう。

空き家になった後の問題を解決したいなら

空き家になってしまうと、管理や利活用など様々な問題が起きることもあります。この場合、それぞれの問題に応じて対応してくれる相談窓口を利用しましょう。

□空き家の利活用について相談したい

誰も住む人がいなくなった家は、急速に老朽化が進んで行きますので、利活用を検討するならなるべく早く目的の方法で使うことができるようにしましょう。

売却する場合や、賃貸として貸し出すことを検討するなら、各都道府県の宅地建物取引業協会、全日本不動産協会、不動産鑑定士協会などでも対応してもらえるはずです。

リフォームした上で活用することを考えるなら、不動産や建築などの専門家に相談することが一番ですので、建築士会や建築士事務所協会に相談するのもよいでしょう。

□空き家管理について相談したい

空き地の庭の草木は、放置していると枝葉が落下して害虫が発生したり、動物の棲家になってしまうので近隣住民に多大な迷惑をかけてしまいます。

売却や利活用の予定がなく、空き家を所有し続けるのならしっかり維持・管理しなければなりません。

庭木の手入れや剪定、伐採などについては、造園建設業協会に相談してみましょう。また、除草や空き家の見回りなどを依頼したい場合には、シルバー人材センターに相談してみるのも方法の1つです。

自分で管理ができないのなら、空き家管理を代行で行ってくれる民間サービスの利用なども検討が必要になるかもしれません。

起きている問題に対応してくれる窓口へ相談を!

このように、空き家について抱える問題によって相談できる窓口は異なります。トラブルになってからでは問題が大きくなる可能性もあるので、なるべく早く相談するようにしましょう。

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