空き家を所有しているけれど、誰も住むこともないし、特に再利用する予定がないので放置しているという事はないでしょうか。

しかしせっかく所有している資産なので、何らかの形で再利用し、運用に使ってみてはいかがでしょう。

空き家を再利用するなら？

一般的に空き家を再利用するなら、賃貸住宅として誰かに貸すという方法があります。

マンションやアパート経営することと同じで、中・長期間継続して住んでもらえば安定した家賃収入が見込め、入居者を探す手間もかからないでしょう。

もし空き家の状態や立地条件がよければ、仮に空き状態になってもすぐに入居希望者がみつかるでしょうから収入面で期待が持てます。

一戸建て住宅はニーズが高い？

マンションやアパートなどと異なり、集合住宅ではない部分を活かしてリフォームすることもできるので高い集客力を発揮できる可能性もあるでしょう。実際、小さな子どもがいるファミリー世帯の一戸建て住宅に対するニーズは高いようです。

駅から1km以内にあり、簡単な修繕を行うことでまだまだ利用できる空き家は全体の15％も存在しているようです。首都圏になるとニーズが高いので、空き家のまま放置するのはもったいないといえるでしょう。

短期間泊まれる宿泊施設にしてみては？

賃貸住宅として再利用するなら、修繕など初期投資が必要にはなるでしょうが、上手くいけば不動産で資産運用することができます。

また、旅行中の外国人や出張中のサラリーマンなどに短い期間貸し出せば、ビジネスホテルのように利用してもらうこともできます。

特に近年は外国人観光客が増加しており、東京オリンピックも控えているため短い期間泊まることができる施設が注目されています。

外国人観光者の中には、日本の文化を感じることができることを目的にしている人もいるので、無機質なビジネスホテルのような施設より、温かみのある一戸建てに魅力を感じるかもしれません。

空き家の状況や予算などに応じてベストな形を

空き家をただ所有している、放置しているという状態は、まさに宝の持ち腐れ状態です。せっかくの資産なので、賃貸住宅をして再利用するなど上手な資産運用方法をみつけていくようにしましょう。

空き家の状況や予算、目的のためには、長期的に貸すほうがよいのか、それとも短期の宿泊施設として利用するのかなどいろいろです。

空き家のある地域の人口流動や訪問者の属性、地域性などを確認した上で、安定した収入が見込める形で運用していきましょう。