寒い季節になると、劣化の進んだ水道管が破裂してしまうこともありますが、空き家なら水を使わないので水道の契約は解約しておけば問題ないと思うかもしれません。

しかし、空き家でも水を使う機会は多く、水道の契約を止めないほうがよいと考えられるケースも多々あります。

水道は使わなくても解約しないほうがよい?

水道は人が住む上で生活に欠かすことのできない生活インフラの1つです。空き家で誰も住んでいなくても、定期的な管理や清掃を行う時に水を使うことから、あえて水を出る状態にしておく方も少なくないでしょう。

空き家を所有していれば、継続している生活インフラにかかる費用だけでなく、固定資産税や都市計画税など税金などの支払いも必要になります。それに加え、庭木の剪定など維持・管理には作業や費用が必要となるものです。

管理を行う上で、水道管自体が劣化していないか確認しておく必要があります。水道管は管の中にある程度の水がなければ赤サビが生じやすくなるので、水道管自体劣化しやすくなります。

結果として、劣化や凍結で水道管が破裂しやすくなるので、空き家でも水道契約は解約せず、いつでも水を出すことができるようにしましょう。

一旦水道を廃止や休止すると後で面倒に

水道は多くの場合、自治体が管理・運営している水道事業を利用します。

そのため、自治体の水道を担当する課に連絡を入れれば、いつでも水道の休止や廃止はすぐ可能でしょう。

しかし、水道を廃止した場合にはもし水を使うことになった時、再度契約が必要となります。

廃止した場合には、水道管の本管から空き家まで通じている分管までの取水弁を封鎖されることになるので、再度取水弁を開けてもらう場合、数千円や1万円など手数料がかかることになります。

一旦休止という形を取っていても、再開に数千円の手数料が必要になるなど、余計な費用が掛かるので注意しましょう。

なるべく水道代をかけずに契約を継続させるなら

水道契約を継続させたまま、なるべく水道代が掛からない様にするなら元栓を操作しましょう。

水道はどのくらい使ったのか、使用量を確認する「量水器」が設置されていますが、量水器と一緒に元栓が付けられています。

普段は元栓を閉めておき、通水や水を使用する時には元栓を開けるようにするとよいでしょう。

本当に水道が不要なら解約を

ただし、車の洗車などで量水器の元栓を探し、元栓を開けて勝手に水道を使う方がいないとも限りません。取壊しの予定がある場合など、本当に水道が不要という場合は、契約を解除することも検討しましょう。

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