一戸建てやマンションを所有すると同時に何千万円という借金を抱えることになります。20年や30年、ずっとその返済を続けることはとても大変なことだと言えるでしょう。
しかし実際にマイホームを購入して数十年経つと、賃貸でも良かったかもしれないと感じる人もいるようです。そのような後悔とも言える感覚になる理由は何なのでしょう。

 

住宅ローンの返済が苦しい!

やはり一番の理由は住宅ローンの返済が苦しいということでしょう。もし返済が家計の負担となり、支払いが遅れた場合には金融機関から催促を受けることになります。
仮に返済が3か月以上滞った場合には融資残高の分割払いが認められなくなって、一括返金するか、売却するかを選択しなくてはいけなくなる可能性があります。
半年を過ぎれば競売にかけられてしまうなど、このような事態になる前に金融機関と返済方法や条件を変更できないか相談する必要が出てきます。

 

修繕費の負担が重い

そして修繕費もマイホーム購入時にはない後で訪れる負担部分です。住宅金融支援機構ではマンションの修繕費の目安は、築5年未満なら月6,000円、5年以上10年未満だと月7,000円、10年以上17年未満になると月9,000円、17年以上月10,000円といった基準を設けています。
この額を下回った場合には必要な修繕工事ができなくなるでしょう。さらにマンションの立地によってさらされる環境は異なりますので、この額で十分でないケースもあります。
また、修繕する時点で不足が生じると、一時的に大きな費用が必要になることも考えられるでしょう。

 

修繕費の負担は高齢になるほど増える

築何十年か経過すれば修繕費をさらに値上げするしかないケースも多々あり、特に世帯数の少ないマンションは1世帯の負担額が増大します。
毎月必要なのは修繕費だけでなく管理費も必要ですので、老後で年金生活になったのに月々の負担額は増えるという状況になる可能性もあります。

 

一戸建ては自分で修繕積立が必要

修繕が必要なのは一戸建ての場合でも同じです。マンションは少しずつ毎月積み立てていくことになりますが、一戸建ては自身で修繕の積み立てを始めておくなど準備する必要があります。
外壁から屋根、水回りなど定期的にメンテナンスしておかなければならないので、費用がかさむことで賃貸住宅にしておけば良かったと後悔してしまうことになります。

 

マイホームを購入を後悔で終わらせないために

せっかくの夢のマイホームを手に入れるなら、後で後悔したくはないものです。マイホームを購入する時には、その先に待っている借入金の返済や修繕の必要性についても十分理解しておく必要があります。

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