成年年齢関係の民法改正が成立し、平成30年6月20日に公布された。
本改正に伴い、年齢要件の見直しが必要な22の法律の改正も行われたが、その影響は、若年者のみならず、
親権者はもちろん国民全体に及ぶことになるとともに、消費者被害の防止等の観点からも、十分な周知期間が
必要との判断に基づき、改正法の施行日は、2022年の4月1日とされた。
改正の内容
〇年齢18歳をもって成年とする。
18歳になると、親権者の同意なくして契約ができることになる。
当然賃貸契約も売買契約もできるこのになる。
不思議なことに女性の16歳の婚姻可能規定が撤廃になって、男性と同じ18歳になった。
〇飲酒、喫煙、ギャンブル
飲酒、喫煙、ギャンブルは20歳のまま維持される。
〇養親となる者の年齢
20歳に達した者は、養子をすることができる。