中古マンションの購入する際、どの物件がよいのか適切な選び方や、いくら住宅ローンで借り入れればよいのかなど、様々なことを考えていくことが必要です。

ただ、購入する時に発生する費用にばかり気を取られてしまい、購入後にかかるランニングコストまで考えていなければ、家計の負担が大きくなってしまう可能性が高まります。

そこで、中古マンションを購入する時にはどのようなランニングコストが発生するのか、家計の見直しを行うために把握しておかなければならない費用について確認しておきましょう。

マンションを購入した場合のランニングコスト

新築でも中古でも、マンションや一戸建てでも、不動産を購入する時には大きな資金が必要です。そして不動産を購入する時だけでなく、所有しているだけでもランニングコストが発生しますので、どのような費用が必要か把握しておくことが大切です。

不動産のうち、マンションを購入した場合に発生するランニングコストは次のとおりです。

・管理費(共用部分の電気や水道代、清掃費、組合費など)
・修繕積立金(長期修繕計画に基づいた大規模修繕のための積立費用)
・駐車場、駐輪場代(車や自転車、バイクなど所有する場合)
・固定資産税(毎年1月1日時点で不動産を所有する者に課税される税金)

マンションを購入するほとんどの方が住宅ローンを利用することになるでしょうが、毎月ローンの返済に加え、これらの費用が発生すると考えておきましょう。

マンションの管理費はどのくらい必要?

気になるのはマンションの管理費がどのくらい必要になるのかという点でしょう。マンションによって管理費の設定はそれぞれですが、一般的には専有部分の持分面積に応じて負担することになります。

徴収された管理費は、マンション設備の保守・点検にかかる費用、清掃委託費、共用部分で使用される水道光熱費、火災保険料、管理組合運営費などに充てられます。

毎月永続的に発生する費用ですので、中古マンションを購入する場合にはいくら掛かるか確認しておくようにしましょう。

修繕積立金として徴収される費用は?

修繕積立金はマンションが行う大規模修繕のために長期に渡り積み立てていくためのお金です。

中古マンションの場合、築年数が十数年と比較的浅い場合には修繕積立金も安めに設定されていることが多くみられます。

しかし、建築されてから年数が経過しているマンションほど、修繕積立金は高めの設定になっていることが多いようです。

実際、徴収されて貯まった積立金だけでは工事を行うための費用として不足する場合もあり、この場合には一時金などを徴収されることになりますので、購入の際には現在どのくらい積立金が貯まっているのか、将来行う工事に不足する金額になっていないか確認しておいたほうが安心です。

余裕をもった購入資金計画を

マンションを所有するだけでかかるランニングコスト、さらに臨時的に費用が発生する可能性なども想定しつつ、余裕を持った中古マンション購入の資金計画を立てるようにしましょう。

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