一戸建て住宅やマンション。どちらも自分の持ち家として購入出来た時、念願のマイホームを手にした喜びでいっぱいになるでしょう。
明るい未来予想図を描きながら、どんな風に毎日過ごそうかと気持ちの高揚を隠せないかもしれません。しかし時を経て年数が経過すると、その持ち家が一転。時には悩みの種になってしまう可能性もあります。
持ち家にとって欠かすことができない「修繕費」について、いつどのタイミングで必要になるのか、またその金額の目安などを確認しておきましょう。

 

10年から20年を目安に修繕が必要?

新築で購入した住宅でも、10年や20年経過すれば家の様々な部分に修繕が必要になってきます。内装に汚れや剥がれが出てきたり、キッチンやトイレなど水回りの設備に不具合が出てきたりと、状況は様々です。
一戸建ての場合、マンションと違って外壁や屋根など外まわりの補修も必要になります。こまめに手入れしたくても自分で定期的に行うのは難しい部分でもあるため、ある程度年数が経過した時にまとめて修繕やリフォームするというケースが一般的です。

 

修繕にかかる費用はどのくらい?

一戸建ての場合、屋根、外壁、バルコニーの修繕、シロアリ対策、給湯器の交換は欠かすことができない修繕部分です。この5つのみを修繕するとしても、例えば築35年間の総費用を見た場合、木造住宅延べ床面積100㎡の家で450万円~550万円くらいは必要となるでしょう。

 

修繕に必要な費用はどのように準備する?

リフォームを実施することを検討し始める時期は築10年。5年程度で気になることもあれば、20年くらいという人もいますが、一般的に10年周期でピークが訪れることが多いようです。
そのためマンションであれば毎月修繕積立金という形で修繕費用を積立てていく事になりますが、一戸建ての場合には持ち主が自ら積立てを行っておく必要があるでしょう。
雨漏りや白アリなど、思ってもみなかった被害に見舞われる可能性もありますので、定期的な修繕費以外にも臨時的に必要になる可能性も考えて積立てしておくことは大切です。

 

老後も修繕費や税金などは継続して必要

持ち家の住居費は、購入当初に頭金や諸費用など、まとまった資金を支払いますので、例えば定年前までに住宅ローンの支払いを終える事ができれば老後は住居費にそれほど資金を使わなくて良いでしょう。
しかし家の修繕にかかる費用や、毎年の固定資産税などは継続して必要ですので、年数経過により修繕が必要になることは理解しておく必要があります。

不動産のご相談に
中立的な立場でお答え致します。
株式会社プロパート売却サポート
満足・笑顔
住所:横浜市緑区長津田7-13-2
(長津田小学校入口交差点隣接)
電話番号:045-507-9750